もはやいかなる我意も享楽も念頭にないということは、思いもかけぬ素晴らしい境地です。

もはやいかなる我意も享楽も念頭にないということは、思いもかけぬ素晴らしい境地です。

そうなれば、毎日のように、なにか新しい善いことが生じる。

生まれながらの怒りは消え失せ、

もはや求めもしないのに、すべての人がこちらの願いどおりのことをしてくれる。

これまで長い間、克服しようと虚しく努めたいくつもの欠点までが、さながら、樹液も尽き支える力もなくなった枯れ葉が、風に吹き散らされるように、ひとりでに消え去ってしまう。


『眠られぬ夜のために 第一部』3月23日

ヒルティ喫茶:虹息

ヒルティに代表される敬虔派のことについて、語り合える友がほしいなぁ‥というのが、このサイトを始めた動機です。その時々の気付きや感銘を共有していければと想います‥[コメントにすぐに応答できないかもしれません。]