汝の御手は夜も昼も、わが上にありて重し

真剣に自分の本性に向き合う時、

この叫びが自分のことばとして浮上してきます。


詩篇32篇 


その咎(とが)をゆるされ、 

  その罪をおおわれし者は、幸いなり。 

 不義を主に負わせられざる者、

  心に偽りなき者は、さいわいなり。

 われ言いあらわさざりし時には、

 日ねもす悲しみ叫びたるがゆえに、 

  わが骨ふるびおとろえたり。 

 汝の御手は夜も昼も、わが上にありて重し、 

  わが身の潤いは変わりて、夏の日照りの如くなれり。 


 かくてわれ、汝のみまえにわが罪をあらわし、 

 わが不義をおおわざりき。 


 われ言えらく、わが咎を主に言いあらわさんと、 

 かかる時しも汝、わが罪のよこしまを赦(ゆる)したまえり。 

 

されば神をうやまう者は、

 汝にあうことを得べき間に汝に祈らん、 

 大水あふれ流るるとも、必ずその身に及ばじ。 

 汝はわが隠るべき所なり、

 汝なやみを防ぎて我を守り、

  救いの歌をもて、我をかこみたまわん。 

 われ汝をおしえ、汝を歩むべき道に導き、

  わが目を汝にとめてさとさん。


 汝ら弁(わきま)えなき馬の如く、

 驢馬(うさぎうま)の如くなるなかれ、 

 彼らは轡(くつわ)、手綱(たづな)の如き具をもて引きとめずは、

 近づききたることなし。

 悪しき者は悲しみ多かれど、 

  主によりたのむ者は、憐みにて囲まれん。

 

正しき者よ、主を喜びたのしめ、 

 すべて心の直き者よ、喜び呼ばうべし。

ヒルティ喫茶:虹息

ヒルティに代表される敬虔派のことについて、語り合える友がほしいなぁ‥というのが、このサイトを始めた動機です。その時々の気付きや感銘を共有していければと想います‥[コメントにすぐに応答できないかもしれません。]