十字架を拒んだ後に来る十字架のほとんどはさらに重い
もし一つの十字架を拒むならば、ほかの、恐らくさらに重い十字架をあなたは必ず見出すであろう。
『キリストにならいて』十字架の公道について
これはしばしば経験することですし、見聞きすることです。横暴な虐待を受けている中で逃げずに留まりなさいというようなことを言っているのではありません。それは逃げなくてはなりません。相手に罪を犯させ続けないためにも。
そうではなく、たいがいは、ささやかな忍従に不平を言い、不平を言う自分を反省せず、また不平を募らせ、ついには別の路線に乗り換えてー多くの場合、周りの誰かが見通してそれを選び取らないよう助言してくれていたりしますー、「ああ、前の路線のほうが、どんなにか緩く、重荷の軽かったことか…」と後になって前の環境を羨み後悔する、そんなケースです。
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