『眠られぬ夜のために』三代目、そして、あの本が…!

昨日は仕事納めで、外来の勤務でした。年末最終日で終業時間が早めだったので、帰りに本屋さんによってきました。

来年から読む『眠られぬ夜のために』の一部、二部を購入したかったのです。


何年かぶりの買い替えで、それぞれ3代目になります。


30年余り前に買ったのが初代で、ずいぶん助けられました(命の恩人‥)。その後、ヒルティの本からしばらくご無沙汰して、数年前から、求道する青年とやり取りするようになって、ヒルティを紹介し、彼があまりに熱心にヒルティを読むものだから、それも影響したのかなぁ‥自分も再び手に取って開いたのでした。それからまた、毎年、『眠られぬ夜のために』を読むようになって、付箋や折り曲げ、サイドラインもいっぱいになり、色あせてきたのもあって、思い切って、昨日、来年のための『眠られぬ夜のために』を買いました。


今日、12月31日のところを読んで、本年1年分をまた読み終え、明日から、また新品の『眠られぬ夜のために』で、気分も新たに「1月1日」から1日分ずつお世話になっていきます。楽しみです。


もう一つ、知人より、思いもよらず本のプレゼントが。

差し出された書名をみてすぐにはピンときませんでした。


『キリストを生きる』


  翻訳 山内清海


もしかして‥


やはりそうでした、『キリストに倣いて』の新翻訳です!!!


発行 2017年1月15日!


出来立てのほやほや!!

既存の邦訳5冊も参考にされたとのことで、ラテン語の学びとしては優しいラテン語と紹介されて勧められることがあるらしいのですが、今回、山内司祭が翻訳する際、邦訳を見比べながら進めていくと、けっこう誤訳とも出会い、けっして簡単なラテン語とはいえないのではないかとあとがきに書かれていました。5冊の邦訳の中には、自分がお世話になった新教出版社、池谷先生のものや岩波文庫のプロテスタントの方の邦訳も含まれていたので(名訳の誉れ高い由木康版が含まれていなかったのが残念。これが一番お世話になった)、


この新しい邦訳は、いわゆる、キリストに倣いての「新改訳」といった要素もあり、とても楽しみです。


『キリストを生きる』は4部からなり、ぜんぶで114章です。

これも1日1章読むのにちょうどいい。


来年は『眠られぬ夜のために 第一部』『眠られぬ夜のために 第二部』の2冊に加えて、『キリストを生きる』も毎日読んでいけます!


ついつい、滞ってしまうのですが、イエスさまに言われた《神と人なるキリストの詩》とスヴェーデンボリも読んでいかないとね。こちらは寝る前に、「少しでもいいから」読み進めていきたいです。


年の終わりに、たらたらと、来年の個人的な読書計画でした。


来年は、あなたにいいことがいっぱいありますよ!!!


それではまた ♪

ヒルティ喫茶:虹息

ヒルティに代表される敬虔派のことについて、語り合える友がほしいなぁ‥というのが、このサイトを始めた動機です。その時々の気付きや感銘を共有していければと想います‥[コメントにすぐに応答できないかもしれません。]