気が狂った、私は何回も言われた、私は気にしていない、本当だから
今日いただいた中井俊已先生のメルマガ
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あなたに届けたい聖書の言葉・聖人の名言
2017.7.30 Vol.442
作家 中井俊已
http://www.t-nakai.com
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からです。その中に毎週、「聖人の言葉」というコーナーがあって、
最近はずっと聖ホセマリア・エスクリバーの言葉が紹介されています。
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◆◇◆ 聖人の言葉 ◆◇◆
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謙遜の不足していることがはっきりと分かるしるしを、
いくつか思い出させてあげましょう。
─ 自分の言うことなすことすべてが、他人よりも上手く言え、上手くできたと思う。
─ いつも自分の思い通りにしたいと望む。
─ 通らぬ筋を通そうと言い争う、あるいは自分が正しいとき、頑固かつ不作法にも言い張る。
─ 求められもせず、愛徳という面からも必要でないのに、自分の意見を述べたてる。
─ 他人のものの見方を軽蔑する。
─ 自分の才能や素質を借りものだと考えない。
─ あなたの誇りと評判のみならず、踏んでいる土地と持ち物も、あなたには過ぎたるものであることを認めようとしない。
─ 人と話すとき、自らを模範として示す。
─ 悪く思われたくない、そんなことはないと言ってもらいたいがために、自分のことをわざと悪く言う。
─ 叱られたとき、言い訳をする。
─ 自分に対する評価が下がるのを恐れて、恥ずかしいことを霊的指導者に隠す。
─ 自分についての誉め言葉に喜んで耳を傾けたり、良い噂に喜んだりする。
─ 自分よりも他人の方が良い評判を得ているのを知って悲しむ。
─ 卑しいと思われる仕事を断る。
─ 目立つ機会を探したり、望んだりする。
─ 人と話すとき、自賛の言葉や、自分の誠実さ、才能や手際良さ、仕事上の評判などを仄(ほの)めかす言葉をさりげなく述べる。
─ ある種の財産等がないのを恥じる。
聖ホセマリア・エスクリバー著『拓』より
Kindle版はいろいろ出ているようですが‥
この謙遜不足(不遜)としてあげられている17つの印は、どれもその通りです。人が、この言葉を真剣に受け止めたら、何も言えなくなる、ブログや書籍などでの発信もできなくなると思います(天から、その使命を与えられ、押し出された人以外は)、たぶん、メルマガ発行者も。
私が、ブログを新たに更新するのを控えるようになったのも、その理由からです。と、書きながら、いま投稿しているわけですが‥なるべく、名言やいい話の引用をおもにしていこうと思いながら、ときどき、アップしています、まだまだ中途半端な求道です。
─ いつも自分の思い通りにしたいと望む。
突き詰めると、毎日毎時そうです。
─ 通らぬ筋を通そうと言い争う、あるいは自分が正しいとき、頑固かつ不作法にも言い張る。
自分が正しくなくても、そうです。
─ 求められもせず、愛徳という面からも必要でないのに、自分の意見を述べたてる。
黙して歩め。それだけが正しい。
─ 他人のものの見方を軽蔑する。
自分だけが正しいと思う。本当にそう。
─ 自分の才能や素質を借りものだと考えない。
すべて天からの借りものです。それなのに、自分のものとして誇る、ほくそ笑む。これこそが、盗みです。神のものであるはずのものを、自分のものとして示す盗み。
─ あなたの誇りと評判のみならず、踏んでいる土地と持ち物も、あなたには過ぎたるものであることを認めようとしない。
病気の時になって初めて、能力を失って初めて、家財を失って初めて、そのことに気付くの繰り返し‥死ぬまでに、何もなくても、いつでも自然とそう思える謙遜を己が習い性として身に着けたいです。
─ 悪く思われたくない、そんなことはないと言ってもらいたいがために、自分のことをわざと悪く言う。
これ、自分でも他人でもよく目にするやり口です。
─ 叱られたとき、言い訳をする。
言い訳しない。すくなくとも神の人の前では。世間では怖くて言い訳してしまいますが。
─ 自分に対する評価が下がるのを恐れて、恥ずかしいことを霊的指導者に隠す。
聴かれても素直に答えず、自分と自分の身内について隠したがるところに、自己評価を高めることへの私の飽くなき願望があります。
─ 自分についての誉め言葉に喜んで耳を傾けたり、良い噂に喜んだりする。
仕事や奉仕の動機のほとんどがこの種の自己愛といってよい。
─ 自分よりも他人の方が良い評判を得ているのを知って悲しむ。
妬みは念祷で治めてもらう他、どうしようもありませんね。
─ 目立つ機会を探したり、望んだりする。
はい。
─ 人と話すとき、自賛の言葉や、自分の誠実さ、才能や手際良さ、仕事上の評判などを仄(ほの)めかす言葉をさりげなく述べる。
これが一番いやらしい。
─ ある種の財産等がないのを恥じる。
「自分の才能や素質を借りものだと考えない。 」と裏表ですね。このような劣等感は、なにかしら自分の~を得たときに人を見下す優越感との裏表で存在する。本当は、私のものは何もないはずなのに‥
ホセマリアの生涯↑
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