人は、三層の天界と交流しており、三層の天界を映し出すイメージとして造られている
人は、三層の天界(第一天界・第二天界・第三天界)と交流しており、3層の天界を映し出すイメージとして造られているからです。
主への愛と隣人絵の仁愛の内に生きている間、天界の雛型になっています。主ご自身がルカによる福音書で教えられているように、人の内部にこそ、主の御国が存在します。
「見よ、神の国は、あなたがたの中にある」ルカ福音書17:21
アルカナ出版『天界の秘儀』第6巻 4279.2
創造の初め、人は皆、神の像にしたがって、神の似姿になるように造られ、その内には神の息なる生命が満ち、御父より発出する光の中に住んでいた。しかし、人が、主なる神の御手をはねのけ、自らの思いのみによって生き始めた時から、内なる生命は、外から圧迫を受け、次第に押さえつけられ、ついには追い出されてしまった。生命を押し出した人の姿・霊魂はやがて黒ずんでいき、硬い石のようになってしまい、自己愛からの欲念しか持つことができなくなってしまった。
主なる神は、常に変わることのない慈愛の御父であられるので、子供たちから幾たび拒まれても、子供たちに愛を注ぎ続けてこられた。…
p.6~
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