2017年、2018年は、書籍が豊作でした!
2017年、2018年と個人的には外せない本が目白押しで、ホクホクしながら、1冊1冊買っていきました。
一つは、『新改訳聖書2017』
実に、47年ぶりの大改訂!
今か今かと2016年から待ち続けて、予定より何か月か遅れて、また、最初は、キリスト教系の出版ルートのみで、しかも、大型しか出てなくて、さらに、すぐに品切れになって、一番使われる型の中型が出たのは、2018年の6月!じらしにじらされて購入と相成ったのではございます‥
さて、待望のその中身は‥(次回に書きます‥、結果は★です)
そして、2017年7月には(私がその存在を知って購入したのは2018年の1月)、天界の秘儀の新しい訳が、柳瀬訳(静思社)、長嶋訳(アルカナ出版)に続く、第3の訳になります。気の遠くなる果てしない仕事に着手された長尾安博氏に敬礼──(☆)
そして、このイー・ピックスという初めて目にする出版社から、ケセン語訳なる聖書を見つけるのでした‥
まず、ケセン語辞典を作って、それから、4つの福音書を一つ一つギリシャ語原点から訳して、ケセン語なまり(?)のDVDまで作って、それを『新約聖書四福音書』としてまとめ、この本はキリスト教出版界で賞まで獲って、確かに、その常人離れした労力と、キリスト教出版界からの称讃は目を瞠るものだったのですが、それに煽られて買った私には、ヘナヘナヘナと腰が砕けていくような…残念な内容でした。安く古本で出品した人は、きっと私とおなじ幻滅を味わった人なのでしょう‥(★)
そして、今年2月の
マタイとルカが用いたイエスの言葉資料“Q”とは何か? 幻のギリシア語本文を復元して日本語との対訳を提示し、注解と修辞学的分析を加えた本邦初の試み。マルコ福音書成立以前の「失われた福音書」を探求することで、イエスが本来語った真の言葉と思想の原典に迫る画期的な研究! 聖書研究者必携の金字塔的著作。
なんて、書かれたら、買わずにおれないでしょう、といって、これはまだ買えてません‥(;´д`)トホホ(たぶん、☆)
今年6月には、須賀敦子先生の遺稿から、『ダンテ 神曲』
実は、今年の元旦から、平川祐弘氏訳の『ダンテ』を通読しようと何回目かのトライをしたのでした‥
そして、今年も、あえなく、撃沈‥
神曲の書き出し、「人生の半ばころ」が、聖書の「初めに光があった」の「初め」に対して、「半ば」と対応して書かれているという解釈は驚きでした。巨人ダンテの大胆不敵な人類への落書き、だから、神喜劇なんですね(☆)
そして、そして、次の本が一番の大きな出会いになりました!大白星!(結果☆4、★2という結果に。)
(これは、『新改訳聖書2017』と共に、次の機会に書きます)
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